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もともとその 地域 ちいき にいなかったのに、人間の活動でほかの 地域 ちいき から入ってきた生きものを「 外来種 がいらいしゅ 」と言います。「ブラックバス」という 釣 つ りの 愛好家 あいこうか に人気の高い、北米に生息していた魚もその一つ。この魚は、人間の手で日本に 持 も ち 込 こ まれ、今では日本中の多くの湖や池に生息しています。ブラックバスは肉食のため、もともとそこに住んでいた日本の魚を 大量 たいりょう に食べてしまい、 生態系 せいたいけい に大きな 影響 えいきょう を 与 あた えています。. 健康 けんこう なサンゴの 例 れい. 人間の出す 温室効果 おんしつこうか ガスなどが 原因 げんいん で、地球全体の 平均気温 へいきんきおん は昔と 比 くら べて上がっています。地球の気温が1. 生態系 せいたいけい や 生物多様性 せいぶつたようせい を 保護 ほご するために、年、ブラジルのリオデジャネイロで地球サミット( 国連環境開発会議 こくれんかんきょうかいはつかいぎ )が 開催 かいさい されました。世界中の国や 地域 ちいき が 一堂 いちどう に集まり、話し合いの場を持つことになりました。 以来 いらい 、 条約 じょうやく や取り組みの 状況 じょうきょう を 確認 かくにん したり、 議論 ぎろん を深めるために「 締約国会議 ていやくこくかいぎ 」が 定期的 ていきてき に 開催 かいさい されていて、「COP(コップ)」と 呼 よ ばれています。.
大切な 生態系 せいたいけい を守るお話 地球には人間だけでなく、さまざまな生きものが住んでいて、お 互 たが いに 影響 えいきょう を 与 あた え合いながら、 暮 く らしています。そんな中で、 最近 さいきん では「 絶滅 ぜつめつ してしまうかもしれない」と言われる生きものが 増 ふ えています。それはなぜなのでしょうか?ここでは、 生態系 せいたいけい の 保全 ほぜん や 生物多様性 せいぶつたようせい の大切さについて学びましょう。. 生態系 せいたいけい や 生物多様性 せいぶつたようせい って何だろう?. 地球温暖化 ちきゅうおんだんか による 危機 きき. 現在 げんざい 、その 生態系 せいたいけい が 危機 きき にひんしています。そしてその 原因 げんいん の多くは、われわれ人間の活動だと言われています。このままでは、 私 わたし たちは自らの行いで、自分たちが 暮 く らす 生態系 せいたいけい や 生物多様性 せいぶつたようせい を 壊 こわ してしまうかもしれません。 生物多様性 せいぶつたようせい の 危機 きき は、3つの 危機 きき と 地球温暖化 ちきゅうおんだんか による 危機 きき によって引き起こされています。一つ一つ見ていきましょう。 出典:環境省 自然環境局 生物多様性~いのちと暮らしを支えるもの~.
腐食連鎖は水中生態系でも、植物遺体が大量に流れ込む 干潟 や マングローブ 林、 アマモ 場などにおいて非常に重要な役割を果たしている。. 食物連鎖において肉食動物の関係が複雑であれば複雑であるほど、中間捕食者や外来種の暴走を抑えることができる [1] 。. 陸上の 生態系 と水中の生態系の間も、魚食性の鳥や 魚つき林 などでつながっている。海鳥の糞に由来する グアノ は昔から肥料として使われてきたし、海岸の「 魚つき林 」に由来する 有機物 が沿岸部の生態系を豊かにすることが明らかになってきた。. これらは生物間のつながりと同時に、エネルギーや 炭素 、 窒素 、 リン などの物質のつながりでもある。物質やエネルギーが順に受け渡される様から"連鎖"と表現される。. その区域の生物での食物連鎖を見渡すとき、すべての生物のエネルギーは、元をたどれば 光合成 に依存している。そしてそれを利用するものに、光合成するもの、それを食うもの、さらにそれを食うもの、のような段階があることがわかる。これを 栄養段階 と呼ぶ。.
生産者 といくつかの段階の 消費者 、そして 分解者 という3つで構成される。. 植物 は、 太陽 のエネルギーと 水 と 二酸化炭素 を利用して 光合成 をおこない、 デンプン や 糖 を作る。さらに、 窒素 や各種 ミネラル を組み合わせて、 タンパク質 や 脂肪 などを作り出す。.
植物(生産者)をえさにする草食 動物 シマウマなど が 第一次消費者 で、 草食動物 を食べる 肉食動物 ライオンなど が 第二次消費者 である。以後第三次、第四次…… となるが、第三次消費者が第一次消費者を 捕食 することもおこりうるし、 雑食 の動物もいるので、消費者間の捕食・被食の関係はとても複雑である。一般に高次の消費者ほど個体数が少ない。. 生物の死骸やフンなどは、さらにほかの動物に食べられたり、 細菌 、 菌類 などの働きによって分解されてゆく。生物を構成していた 有機物 は、やがて 無機物 と水と二酸化炭素まで分解され、ふたたび生産者に利用される日まで、自然の中を循環する。. 食物連鎖の結果、生物に蓄積しやすい物質が 上位捕食者 に集中していく 生物濃縮 という現象が生じる。魚類に多く含まれている ドコサヘキサエン酸 や、 フグ 毒・ 貝毒 などは、いずれも微生物によって合成された物質が食物連鎖過程で濃縮されたものである。ある物質が生物を取り巻く環境により高い濃度で体内に蓄積されることを 生物濃縮 という。.
食物連鎖による生物濃縮は、 ダイオキシン類 [2] 、 重金属 、 農薬 等の有害物質が問題としてとりあげられることも多い。この問題は レイチェル・カーソン が著書『 沈黙の春 』で取り上げたことで有名になった。汚染物質の排出源が特定・除去された後でも、土壌や湖沼の 底質 に蓄積されている汚染物質が食物連鎖によって濃縮されるため、暴露が長期にわたり継続する場合もある。. この図は生態ピラミッドというんだ。 えさを必要としない植物をはじめに見ていくよ。 餌の代わりに光合成によって自分で有機物を生産しているから、自然界の生産者と呼ばれるんだ。 動物たちは生産者のつくった有機物を直接または間接的に食べて生きているから、自然界の消費者と呼ばれるよ。 環 この植物や動物たちのことを、一般的にはなんていうの? 猫先生 植物は生産者。 生産者のつくった有機物を直接または間接に食べる動物を消費者というよ。 実は、もう一つの役割を果たしているものがあるんだ。 環 何々? 猫先生 分解者と呼ばれるものさ。 環 分解者って何? 猫先生 消費者の排泄物や死体などを分解している、土の中の小さな生き物や微生物 ミミズや、バクテリアなど)のことだよ。 分解したものを植物が栄養素として吸い上げているんだ。 本当は、この生態ピラミッドの最底辺にいるんだ。 見るとわかるように、虫や、植物などの食べられる側(生産者・消費者)のほうが数が多く、食べる側(高次消費者)のほうが、だんだん少なくなっているよね。 環 ほんとだー。 でも、食べ物がなくなってしまうことはないの? 猫先生 食物連鎖でいう生産者の前に「分解者」がいるから食べ物はなくならないよ。 分解者がいることで、食物の安定した土台ができて、バランスが取れるようになるよ。 環 分解者も大切な役割をはたしているんだね! でも、生産者・消費者・分解者の個体数のつりあいが壊れてしまったら、もう元にはもどらないの? 猫先生 そんなことはないよ! でも、戻るのには、長い月日が必要で、すぐには戻らないんだ。 あまりにおおきな環境破壊だった場合や、人間によって新しい種類の動物が持ち込まれたとき、ある種類の動物だけを大量に殺してしまった時には、もとに戻らないこともあるんだ。 環 人間だけの勝手な都合で環境を破壊してはいけないんだね。.
実はな…両生類は深刻な問題に悩まされているんだ。 環 なんですか? かえる先生 両生類は20世紀後半から、世界的に少なくなっていて、沢山の種類が絶滅に追いやられているんだ。 環!?!? かえる先生 ああ。 カエルツボカビ病などの感染症にかかってしまい、皮膚呼吸できなくなって死んでしまうんだ。 他にも、両生類特有の粘膜におおわれた皮膚が環境の変化に耐えられなくて死んでしまったりもするんだぞ。 他にも、外来種が放たれたりして、どんどん減っているんだ。 環 そ…そんな…。 かえる先生の仲間が…。 かえる先生 さらに、このままでいくと年後には全ての両生類が死に至ってしまうと考えられているんだ。 そうすると、食物連鎖に影響が出てしまうんだよ。 環 しょ…食物連鎖に影響って…。 どういうことですか? かえる先生 食物連鎖は、食べる・食べられるの関係だってことは知っているだろう? 環 はいっ。 猫先生から聞きました。 生態ピラミッドについても。 かえる先生 なら、話は速いな。 両生類は、ピラミッドの中の下の層にいる動物だ。 両生類が全ていなくなってしまったら…。 環 三角形の中の下がごっそり無くなっちゃう!!
かえる先生 そうなんだ。 そうすると、両生類を食べていた動物は…。 環 いなくなっちゃう!! かえる先生 環君はそんなことしないだろう? 環 そんなことって、どんなこと? かえる先生 動物を外に捨てる事さ。 環 そんなことしません! 一生面倒見ますよ! 大切なお友達ですもん! かえる先生 みんながみんな環君みたいだったらよかったんだけどな…。 環 ? かえる先生 よく「珍しいから外来種を飼いました。 …だけど、大きくなって育てられなくて外に放ちました。」 っていうひとがいるんだ! 環 無責任な! かえる先生 それが、元々いた動物を襲っている原因とも知らずにな! そこから、生態系が崩れていくのをもっと知ってほしい。 生き物を飼っている自覚が、そういう人には足りないんだ。 環 珍しいからって飼って、無責任に放つのは、いけないことだとわかりました。 かえる先生がそこまで怒るなんて、それだけ大変な問題なんですね。 私は、絶対最後まで責任持って育てます!.
カエルツボカビ病の恐ろしさ・対処法について紹介しておこう。 環君、もし私がこの病気にかかった時のために知っといてほしい。 環 …うん。 かえる先生 カエルツボカビ病とは両生類にだけかかるカビが原因なんだ。 環 …そんな…。 かえる先生 私たちが感染すると、皮膚が最大40倍まで膨れ上がってしまうんだ。 そうすると、皮膚呼吸ができなくなって死んでしまうんだ。 そして、残念ながら致死率は90%もあるから、間違いなく生きていけないんだ。 環 もし…感染しちゃったらどうすればいいのですか? かえる先生 水槽の水を捨てないで獣医さんに相談に行ってほしい。 飼育ケースも焼却か消毒してほしいんだ。 あと、死んでしまったら焼却処分をしてほしい。 土に埋めてしまうと野外に感染してしまうからな。 環 かわいそうだけど両生類全体の為だもんね。 そうするよ…。 かえる先生 こんなことばっかり言われているけど、悲しむニュースだけじゃないんだ! 環 ? かえる先生 研究の結果、日本の両生類の多くはこの病気に対して高い抵抗力を持っているそうなんだ! 環 本当!?
かえる先生 日本の固有種のオオサンショウウオは耐性を持っていたそうだ。 また、この病気の治療ができたという報告もあるみたいなんだ! 環 そうなんだ! かえる先生 ああ。 環 かえる先生は田んぼからとってきたカエルだから、耐性を持ってるかも! でも、安心はできないね。 今からでもかえる先生の水槽を消毒するよ!.
猫先生 そうだよ、環ちゃん。 人間も、僕たち動物はみんな食べ物を食べないと生きていけないよね。. 猫先生 だけど、動物は食べられるものだけとか、食べるものだけとかではないよね。. 猫先生 つまり、鶏は穀物を食べて、その鶏を人間が食べているということだよ。. 猫先生 そのような関係が連鎖的に起こることを「食物連鎖」というんだよ。 大事な言葉だから、おぼえておいてね。. 猫先生 したの図をよく見てね。 この図は生態ピラミッドというんだ。 えさを必要としない植物をはじめに見ていくよ。 餌の代わりに光合成によって自分で有機物を生産しているから、自然界の生産者と呼ばれるんだ。 動物たちは生産者のつくった有機物を直接または間接的に食べて生きているから、自然界の消費者と呼ばれるよ。. 猫先生 植物は生産者。 生産者のつくった有機物を直接または間接に食べる動物を消費者というよ。 実は、もう一つの役割を果たしているものがあるんだ。.
猫先生 分解者と呼ばれるものさ。. 猫先生 消費者の排泄物や死体などを分解している、土の中の小さな生き物や微生物 ミミズや、バクテリアなど)のことだよ。 分解したものを植物が栄養素として吸い上げているんだ。 本当は、この生態ピラミッドの最底辺にいるんだ。 見るとわかるように、虫や、植物などの食べられる側(生産者・消費者)のほうが数が多く、食べる側(高次消費者)のほうが、だんだん少なくなっているよね。.
猫先生 食物連鎖でいう生産者の前に「分解者」がいるから食べ物はなくならないよ。 分解者がいることで、食物の安定した土台ができて、バランスが取れるようになるよ。.
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